
3つの異なるポイントがあった統計不正問題
2019年度予算案、委員会の強行採決を経て、衆院本会議を通過
予算案の一般会計総額は101兆4571億円で、7年連続で過去最高を更新した。
注目すべき内訳のひとつに、消費増税に関するものがある。
本当の目的はよく分からないが、政府...

総務省「メールねつ造」手段を選ばなくなった忖度官僚たち
メール問題、と言っても、前に取り上げた「阿部座長」のメールではない。
今日は、新しいメール問題が勃発した。
意外にも、こんな大変な事件が、あまり大きく報道されていない。
統計問題等集中審議を求め総務委員会でも合意していましたが...

「野党がだらしがない」はウソ。国会中継を見りゃすぐ分かる。
統計不正問題の国会審議がひどいことになっている。
この問題は、どれだけ質疑を重ねても、決定的な証拠が出てきて解決することはない。
裁判ではないのだ。
それをいいことに、安倍首相は、時にはこらえた笑いを噴き出すように笑いながら、
...

すぐ分かる!厚労省が出してきた問題のメール・統計不正問題
2月22日、統計不正問題で、厚労省が重要なメールを公開した。
「メールが出てきた!」と騒いでいるけど、
なにがどう大変なメールなのか、ひとつづつ読み解いてみよう。
まずはヘッダー。
2015年9月14日。
第6回の検討会議を二...

今国会、小川淳也が熱い
国会議員というのは、その質疑が注目されることで、ものすごく栄養分を吸収するようだ。
それほど今国会の、小川淳也氏の質疑は熱い。
失礼を覚悟で言えば、これまで、「小川淳也」という名前は、誰もが馴染みのある政治家の名前、というには及ばな...

統計不正・モリカケ問題、両方に出てくる「中江」という名前
厚労省の統計不正の話がモリカケじみてきた。
これまで、統計不正問題では出てこなかった新たな人物がここに登場する。
中江元哉氏
2015年に調査対象の事業所の差し替えを行った時に(この「差し替え」は定期に行われるもの)数値の変動...

統計不正の追及に「明確な証拠」なんか必要ない
森友・加計問題に続いて、政府の統計不正が、連日取り沙汰されている。
国会では、野党からの厳しい質問はあるものの、首相をはじめ閣僚、官僚たちは、ときには質問とは全く関係のない無意味な説明を並べ、その質疑時間をムダに消費し奪い続ける。
現場...

統計不正、小川淳也氏の質疑で見えてきた筋書
2月4日の予算委員会。
205分を1.5倍速でなんとか全部聞き終えた。
トップバッターの質問者、立憲・長妻氏の投げた最初のテーマ「大西・前政策統括官を参考人として呼ぶことを理事会が拒否」というところで、ああ、これはかなりクロに近付い...

政府の「第三者調査」は第三者だったためしがない-厚労省・勤労統計不正
厚労省の「勤労統計不正」問題が、連日国会で追及を受けている。
この「不正」が、経済指標をごまかす意図的なものだったのか、職員の手抜きがルーティン化した間抜けな結果なのか、そこは明らかになっていない。
森友・加計問題や、厚労省のデータ...

勤労統計不正の調査報告書は厚労省が自分で作成ー閉会中審査
勤労統計の不正をめぐる閉会中審査が行われた。
追及は、統計の不正そのものではなく、おもに事件の経緯を調査する手法に集中した。
すでに第三者を入れた厚労省の「特別監察委員会」で中間発表が出ているのだが、その調査の方法が、あまりに「...